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[20160725] |  | |
白鵬が黒星を増やす中、日馬富士が2敗をキープ、稀勢の里と貴ノ岩が3敗で追うことになります。稀勢の里と貴ノ岩は千秋楽勝って、三つ巴戦になるのを待ちますが日馬富士は本割で白鵬に勝って優勝を決めました。稀勢の里は又しても優勝を逃しましたが、何とか今回も準優勝して来場所に繋げる事が出来ました。しかし、白鵬の調子が悪い今場所は千載一遇の大チャンスでした。これを逃したのは大きいと思います。平幕の貴ノ岩はやっと芽が出てきた感じで、闘志と実力が噛み合った場所となりました。
上位の成績 日馬富士 13勝2敗 優勝 白鵬 10勝5敗 鶴竜 2勝2敗11休 照ノ富士 8勝7敗 琴奨菊 1勝6敗8休 稀勢の里 12勝3敗 豪栄道 7勝8敗 魁聖 7勝8敗 栃ノ心 6勝9敗 高安 11勝4敗 琴勇輝 2勝13敗 御嶽海 5勝10敗 栃煌山 8勝7敗 宝富士 10勝5敗 隠岐の海 8勝7敗
照ノ富士は最初調子が良かったのですが、体調はまだ不完全で、不利な態勢からまき返す事が出来ず、千秋楽にやっと勝ち越して角番脱出しました。体調のいい時は不利な態勢からはね返す力がありましたが、立会いを厳しくして有利な態勢に持っていく事を心がける必要性を感じてもらえる場所になってくれれば上に上がれると思います。魁聖は関脇で安定した相撲を取れるようになっていましたが、千秋楽に負け越しました。豪栄道は負け越して来場所は角番です。
逸ノ城は9勝しましたが、まだまだ相撲を覚えていない為に負けた取り組みが幾つかありました。勝つ意欲は出てきていますので、負けない為に覚えること、勝つ為に覚えることを増やしていく必要があります。今場所は好取り組みで真っ向勝負して期待を裏切らない取り組みばかりでしたので大いに盛り上がりました。それだけ力士の意識も充実していた場所だったと思います。
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