2009年のアルバムです。よりポップに、よりシンプルに、よりカラフルになっています。シンプルなブレイクビーツのパターンに70年代初期のような感覚のポップさ、程よく
サイケデリック 、そういうものが混ざり合わされたらそれはブリットポップになっていました。構造が違うのでブリットポップとは異質なものでありますが、結果的にはブリットポップが音響派になったようなサウンドになっています。
1. Born on a Day the Sun Didn't Rise
2. Dark Bubbles
3. Twin of Myself
4. Gold Splatter
5. Iron Lemonade
6. Tooth Decay
7. Fields Are Breathing
8. Smile the Day After Today
9. Sticky
10. Bubblegum Animals
11. American Face Dust
これまでのスタイルが60年代後半のような感覚だったのに対して、この作品では70年代初期の頃のようなソングライティングになっています。ティンパンアレイのようなアメリカンな感覚で作曲されていて、そこにシンプルでわかり易いポップな旋律、幻想的ではなくなりましたがサイケな雰囲気作り、ビートはあくまでもブレイクビーツ感覚、そうなると個性的なブリットポップになるのです。
新しいことは全くやっていませんが、ミックス感覚がこれまでに無かったものであり、新鮮に聴こえるのは感性の問題であり、センスがいいというより、センスが卓越しているとしか言いようがありません。これまでのような混沌とした感じは薄れてきて、ある程度スタイルが確立されてきたという印象です。現在においては異質なサウンドですが、この堂々とした佇まいは現代においても説得力を持っています。
Born on a Day the Sun Didn't Rise
VIDEO
Dark Bubbles
VIDEO Twin of Myself
VIDEO Gold Splatter
VIDEO Iron Lemonade
VIDEO Tooth Decay
VIDEO Fields Are Breathing
VIDEO Smile the Day After Today
VIDEO Sticky
VIDEO Bubblegum Animals
VIDEO American Face Dust
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