

2011年のアルバムです。これまで発表してきたリミックスアルバムになっていますが、これが最後の作品になっています。他のアーティストに委ねたリミックスばかりですからテクノ色が強くなっています。ほぼアコースティックな楽器が電子音に挿げ替えられています。Annaの歌声だけが使用されているような状態ですが、彼女の歌声だけでもトラッドな雰囲気を伝えることが出来ています。
1. Koder På Snor (ORKA Remix)
2. Kelling (Midi Lidi Remix)
3. Farin Uttan At Verda Vekk (Carmen Rizzo Remix)
5. Marsk (Pawel Rychert (Pchelki) Remix)
6. Seersken (Transglobal Underground Remix)
7. Under Bølgen Blå (Søren Bendixen Remix)
8. Kraka (The Kenneth Bager Experience Remix)
9. Sjón (Euzen Remake)
10. Koder På Snor (Faun Remix)
トラッドフォーク色を持ったエレクトロニカ、つまりはフォークトロニカ色が強くなっています。このバンドの特色だったアコースティック楽器をデジタルプログラミングと対等に演奏するという圧倒的な演奏力が全面に出ていないので、彼らの個性が消されたような感じになっていますが、歌だけでもその雰囲気を補えるくらい曲の完成度が高いのだと思います。
問題はこれ以降作品がリリースされていない事です。こんなすごいバンドが気持ちよく活動できない環境ってどうなんでしょう。2013年にバンドは解散しています。凄い実力者が集まって結成されたバンドでしたから、知名度は低くてもスーパーバンドだったのです。スーパーバンドは短命でありますが、もっともっと面白い事が出来る可能性を秘めたバンドだっただけに勿体無いことだと思います。こんな凄いバンドはしっかりマネージメントされて運用されていくべきだと思います。ある意味世界遺産のように保護されるべきでしょう。
Koder På Snor (ORKA Remix)
Kelling (Midi Lidi Remix)
Farin Uttan At Verda Vekk (Carmen Rizzo Remix)
Kroppar / Stand Up (Omnia Remake)
Seersken (Transglobal Underground Remix)
Kraka (The Kenneth Bager Experience Remix)
Sjón (Euzen Remake)
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