2001年のアルバムです。もうもろフュージョンを演奏しています。フュージョンからヒップホップへの接近はありますが、フュージョンとエレクトロニカへの接近をしているバンドはおりませんので、最先端のフュージョンバンドのようになっています。というか、もうフュージョンバンドは死に絶えている現状ですから、打ち込みの時代にここまで生演奏でワクワクさせてくれるバンドは少なくなっているのです。
1. Open Air Dance
2. Open Air Dance
3. Open Air Dance
4. Into The Freedom World
5. Into The Freedom World
6. Into The Freedom World
7. Circle 1
8. Pursuant To The Vibe
9. Mokoondi
10. Ramda's Focus
11. Circle 2
12. The Castaway Team
13. Man On The Beach In Brasil
これまでは音源が電子音だったりしていましたが、もう使用楽器も普通のフュージョンしています。しかし、ループを使ったり、たまにエレクトロな手法が出てきます。昔はジャズのメッカだったニューヨークでも現在では観光客向けの演奏をするだけの形骸化した状態になっています。若者はほとんどがヒップホップばかりやって、ジャズを演奏する、フュージョンを演奏する若者が減っているのです。その中でこれだけの演奏力を持った若者が集まって作品を作っていることに驚きます。
しかも新しい感覚を持った、前向きなフュージョンである事が素晴らしいのです。ただ演奏しているだけではなく、しっかりと独自の世界観も構築しています。ロックは死んだ。ジャズは死んだと言われてきましたが、こうしたインディーズの世界では、まだまだくすぶっている事に嬉しさを覚えます。作品ごとにしっかりとしたテーマがあるので、作品ごとに違うカラーを打ち出している事も、現在進行形なバンドなのだという期待感があります。名盤です。
Open Air Dance Parts I, II, III
VIDEO
Into The Freedom World part 1
VIDEO Into the Freedom World pt. 2
VIDEO Into The Freedom World Pt. 3
VIDEO Circle 1
VIDEO Pursuant To The Vibe
VIDEO Mokoondi
VIDEO Ramda's Focus
VIDEO Circle 2
VIDEO The Castaway Team
VIDEO Man On The Beach In Brasil
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