2010年のアルバムです。よりシンガーソングライターとしての側面を強調した内容になっています。しかし、前作ではほとんど自分で歌っていましたが、今作ではゲストボーカリストに歌わせています。そうする事で雰囲気が一変しますので新鮮さは保てます。エスニックな部分は、これまではスパニッシュな作風が多かったのですが、今作ではアフリカンなスタイルが目立ちます。
1. Kupanda
2. In Between Times
3. Do Your Eyes See Sparks
4. Couches & Carpets
5. Pond
6. Recover
7. Old Hat
8. Mallo Cup
9. Remember The Magic Carpet
10. Even
11. Tokyo Late Night
12. Fortune Of Folly
13. Mary Anne (U.K. Surf Version)
ドラマーですから、どんなビートにも対応できますが、エスニック、特にラテン、スパニッシュやフォルクローレなどから生まれるビートの作り方などはフュージョン的であります。アフリカンなビートも80年代的な作風から発展させた現代的なビートに仕上げています。70年代、80年代、90年代のカッコイイところを引用しながらも現在でも通用するよなコンパクトでポップなスタイルに持ってきているところが見事です。
4拍子と6拍子を共存させるリズム構成など、ドラマーならではのアレンジも斬新です。普通はやらないようなアレンジですがカットアップ合成のような作風で有りな感じにしてしまっています。かなり前衛的でありながらもポップに聴かせる手腕はインディーズのレベルを遥かに超えています。自由に作っているようでいて、理論的にも卓越した作品になっています。こういうミュージシャンが増えていく事が次世代への足がかりになると思います。
Kupanda
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In Between Times
VIDEO Do Your Eyes See Sparks
VIDEO Couches & Carpets
VIDEO Pond
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VIDEO Old Hat
VIDEO Mallo Cup
VIDEO Remember The Magic Carpet
VIDEO Even
VIDEO Tokyo Late Night
VIDEO Fortune Of Folly
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