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[20160926] |  | |
角番だった豪栄道が初の優勝、しかも全勝優勝という快挙を成し遂げました。運もあったと思いますが、まるで千代の富士が取り憑いたような気迫溢れる取り口で、文句なしの優勝です。これが来場所も続けられれば綱取りになります。ここでおごらず挑戦者の気持ちで来場所も頑張ってもらいたいものです。ずっと綱取りが続いていた稀勢の里は完全に綱取りは無くなりました。もうチャンスは巡ってこないでしょう。横綱の器ではなかったという事です。良い時と悪い時の立会いが目に見えて違います。今場所は立会いの悪さが目につきました。
幕内上位の成績 日馬富士 12勝3敗 鶴竜 10勝5敗 豪栄道 15勝0敗 優勝 稀勢の里 10勝5敗 照ノ富士 4勝11敗 琴奨菊 9勝6敗 宝富士 4勝11敗 高安 10勝5敗 魁聖 6勝9敗 栃煌山 7勝8敗 嘉風 7勝8敗 隠岐の海 9勝6敗 栃ノ心 5勝10敗 正代 7勝8敗 貴ノ岩 5勝10敗
琴奨菊も角番は脱出しました。照ノ富士は負け越して来場所は角番です。この人の課題も立会いです。どんな相手でも自分の立会いで良い形を作るという相撲を心がけなければなりません。自分より背の低い相手に手こずりますから、そういう対策が今後の課題です。遠藤が初の13勝という好成績を出しました。体調が回復してきたというのもありますが、それでも足腰の弱さは感じます。上位に行けば苦戦するでしょうから、基本的な足腰の安定感を身につける必要があると思います。
上位の壁にぶつかった貴ノ岩と正代はいい経験になったと思います。この辺りで踏ん張れる力をつけてくれば今後も活躍してくれるはずです。初めての大銀杏を結んだ御嶽海は上位で10勝しました。怪我も少なく安定感があります。今後は台風の目になってくれると思います。
幕内全取り組み
豪栄道優勝インタビュー
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