2012年の作品で、男性フォークシンガーBonnie 'Prince' BillyとのコラボレートEPになっています。現在までの最新作です。Bonnie 'Prince' Billyのボーカルが入るだけで全く違う感じになります。バンドスタイルのカントリー系フォークであり、普通にアメリカのローカルな作品を聴いているような感じになります。
1. Not Mocked
2. Bird Child
3. Loveskulls
4. Mad Mad Me
アメリカではうける内容だと思いますが、世界的には難しいと思います。あまりにも普通のカントリーフォークなので、Mariee Siouxのボーカルの透明感は魅力的ですがBonnie 'Prince' Billy色が強いように感じます。Bonnie 'Prince' Billyの作品にMariee Siouxがゲスト参加したような雰囲気です。
Mariee Siouxの歌はカントリーでもいけるのが分かりますが、完全にカントリーにならないところが特徴だったのに、全面にカントリー色が出てくると、Mariee Siouxの特徴は失われているに等しい感じがします。逆にカントリーシンガーでも通用するとも思いますが、この先彼女がどうなっていくのかは作品が出ていないので不透明であります。
Not Mocked