

2011年の作品で、これもアンビエントな内容のミニアルバムになっています。今回はアナログ盤のみのリリースでしたが、現在はダウンロードでも入手する事が出来ます。さすがにカセットだけだと購入する人も限られてきますのでビニール盤にしたみたいですが、あくまでもアナログなフォーマットにこだわりたいようです。
1. Malick
2. A Land Which Has No End
3. Hushes Gasp
4. Calder
5. Pidgin
6. Autochoral
今回は電子音もほとんど使われていません。SE的な音源と生演奏を組み合わせたアンビエント作品になっています。所謂20世紀の現代
音楽の手法であり、珍しいものでもありませんが、
音楽的に調和させようというところはあると思います。ノイジーで変拍子ですから静寂なアンビエントでは無く、居心地が悪いような気分にさせられます。
歌を歌わないという事でも表現できるものがある。歌がない方が感じるものがある。だけど、それだけでは申し訳ないのでビニールに限定するという、謙虚なのか、作為的な事なのか、リリースしてくれないのか、よく分かりませんが、アンビエント作品としては重厚な内容になっていると思います。中身があり過ぎるのが良くないのか、それでもこのアナログ感は悪くありません。
Autochoral
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