正月気分も冷めやらぬ早々に初場所が始まりました。初日、横綱陣は安泰でしたが、大関陣は明暗が分かれました。まだ本調子じゃない照ノ富士ですが、未だに背の低い相手に手こずっています。逸ノ城もそうですが、背の低い相手に取りこぼさないというのが当面の課題だと思います。相撲の基本は下から上に攻めると言う動作が大事ですが、背が低い相手だと上から下に攻めてしまいます。そうすると自分が倒れやすくなってしまいますので、背が低くてすばしっこい相手をいかに捕まえるかが課題となります。
初日上位の対戦結果◯鶴竜 上手出し投げ 栃ノ心
高安 寄り切り 日馬富士◯
◯白鵬 引き落とし 正代
◯稀勢の里 寄り切り 宝富士
◯御嶽海 寄り切り 豪栄道
照ノ富士 寄り切り 松鳳山◯
荒鷲 寄り切り 琴奨菊◯
◯玉鷲 押し出し 隠岐の海
栃煌山 押し出し 勢◯
◯豪風 突き落とし 遠藤
千代翔馬 吊り落とし 嘉風◯大砂嵐が十両から戻ってきました。新入幕力士も力をつけてきている力士が上がってきていますので、今年も楽しみな取り組みが期待されます。正代は初の関脇でどこまで通用するか、前頭筆頭の御嶽海も上位に定着しそうです。初日を見た感じでは突出した感じの力士は見当たりませんでしたので、優勝の行方は全く予想がつきません。白鵬の絶対的な強さは過去のものになっているだけに、次世代力士に注目していきたいです。
幕内初日全取り組み
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