

2015年のアルバムです。Tenniscoatsの二人だけで制作された原点回帰的な内容になっています。植野隆司の歌とギター、さやのボーカル、基本それだけで成り立っています。コラボレートの多いデュオですので、彼らだけの作品というのは数えるだけしかありません。コラボレートする事なく、二人だけで作品を作ったらどうなるか、基本に帰った作品になっています。
1.しか Shika
2.光輪 Korin
3.ラタンカ Ratanka
4.4弦がない Yongen ga Nai
5.フルラー Furura
6.もち Mochi
7.傷年 Shonen
8.土の上 Tsuchi no Ue
9.びいとん Biton
10.Heritage
よりシンプルな内容になってしまいますが、基本は変わらないというのが判明する事になります。それを再認識する為に必要な作品となり、これはシリーズ化していきます。さやと植野隆司の二人というコアがあって、いろんな人たちとコラボレートする事によって活動を続けてきました。バンドという形態にこだわらないからこそ、新しい刺激と好奇心で
音楽を創造していく。ユニークな二人だと思います。
だからと言って崩れない二人の関係。それを証明する為に必要なシリーズになっていきます。時には違う世界を見せてくれる時もありますが、基本二人の世界観は崩れることはありません。プログレッシヴフォークな
音楽も変わりません。ほのぼのとしながらも刺激を持った
音楽です。シンプルでありながらも、彼らにしか作れない空間。
光輪