2012年のアルバムです。ヴァイオリンとヴィオラでLaura Ashbyが参加していますが、それ以外は全てJerome Alexanderが演奏しています。スキャットも彼によるもののようです。基本はトラッドフォークですが、そこにこだわるでもなく、美しい
音楽を作り出しています。アコースティック楽器というのにもこだわっていなくて、時にはデジタル楽器も使います。
1. Daylight Goodbye
2. Wake Me
3. Mountains
4. Bird's Tail
5. Farewell, Stars
6. Undone
7. At A Glance
8. Everything Was Covered In Snow
9. Unleft
スキャットだけでなく歌も歌っていますが、歌も達者なものです。フォークシンガーというスタンスでも問題ないと思います。しかし、そこもこだわっていません。だからこそ古臭くない感じの仕上がりになっているのだと思います。あくまでも曲の雰囲気を大事にしていて、偏ったスタイルにはなっていません。
アコースティック楽器が得意だからといって、デジタルテクノロジーを無視するような事は最近のミュージシャンではやらなくなっています。そこでデジタルなスタイルに重きをおく人もいますが、彼の場合はアコースティック楽器の比重が多いです。バランス感覚だと思いますが、あくまでもやりたい
音楽を表現をする為の手段であって、世間体を気にしていないところが好感が持てます。
Full Album