2006年のアルバムです。今回は生演奏の部分の方が多いです。ジョニミッチェルはフォークとフュージョンを融合しましたが、Hanne Hukkelbergはフォークとスタンダードジャズを融合させて、ハウスやオルタナ感覚で表現しているようなふしがあります。曲を作っている時はジャズを想定していると思いますが、アレンジを考える時、演奏する時にいろんな表情が現れています。
1. Berlin
2. Cheater's Amoury
3. The Pirate
4. Fourteen
5. The Northwind
6. Obelix
7. Break My Body
8. Ticking Bomb
9. Pynt
10. Searching
ジャズっぽいですが、シンプルでポップなので、結果ポップスとして聴く事が出来ます。無zカシイことは考える必要ありません。普通のヒットソングとは違うなとは思うでしょうが、こんな曲がヒットチャートに躍り出てきたら、久しぶりにヒットチャートをチェックするようになるかもしれません。それくらい今のヒットチャートは全く気にする必要がないくらい退屈なものになっているのです。
今何が一番売れているかとか、どうでもいいくらいの曲しか流れていません。そこから学び取るものなどたかが知れています。今面白いのはインディーズです。インディーズの中にもつまらないものもあります。新しい刺激を与えてくれるものなどは皆無です。それでも躍動して活気があるのはインディーズなのです。既存のヒット曲をなぞっているだけのヒットチャートは聴くに値しないものばかりです。その中に、こんな曲が入っていたら世の中もそれほど捨てたものではないと思えます。
Berlin