2007年の作品で、日本に来日した際に日本のグループMinamoとコラボレートしてレコーディングした作品になっています。ミニマル路線の生演奏。これを二つのユニットがひたすら演奏し続けている内容になっています。どちらの個性も出ているので、面白い内容になっていますが、お互いの本来のスタイルとは違う結果になっています。
1. Kittiwake
2. Rook
3. Mute Swan
4. Fulmar
5. Sandpiper
6. Honey Buzzard
生演奏ではありますが、エフェクティヴなサウンド、ロック的な楽器など、お互いにアイデアを出し合ったのでしょうが、Tapeが持っている素朴な感じが失われているようにも感じます。これはMinamoの特色なのでコラボレートしている以上、Minamoのカラーも強く出てきます。Tapeがやってきた事ってちょっと違うなと思っているので、来日して友好的な作品を作っただけという印象です。
Tapeも来日するほど世界的な存在となり、日本のミュージシャンにも多大な影響を与えていると思います。日本ではTapeのようなスタイルを得意とするミュージシャンが多く現れてきます。西洋よりも日本の方がかなり影響されていると思います。アナログな音源でのミニマル、しかしデジタルに編集しまくっている。エレクトロとは言いにくいサウンドが特徴でしたが、Minamoのエレクトロなサウンドが目立っています。
Kittiwake
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