2012年のアルバムです。現在までの最新作になります。Kevin Cormackが一人で作り上げ、ミニアルバムな容量になっています。ポップさ質の高さに変わりはありません。ある意味これもブリットポップの類に入るのでしょう。サンプラーやシンセも用いいた現代のサイケポップなのかもしれません。クォーターノートを使うのだけがサイケではないからです。
1. Fantasy Belt
2. Distant Dirt
3. The Bottle
4. Hydro Electric
5. Well Known Local Musician
6. Skinny Henchman
7. Last Of The Swona Bulls
デジタルミュージックを聴いて育ったシドバレットがいたとしたら、こんな
音楽を作っていたのか、しかもデジタル環境に飽き足らず、アナログなコンソールに音を戻すような発想をしたとして、ドラッグに溺れる事もなく、
サイケデリックな
音楽を作れたとしたら、きっとこんな
音楽を作っていたのではないか、そういう勝手な想像をしてみると、もっと身近に感じられる
音楽だと思います。
少しお金をかければ一般的な
音楽が作れるような時代になりました。作曲は才能によってしまいます。真似るのもセンスがなければなりません。しかし環境は整っているのです。そういう時代にあえて安易な手段を使わずに、多少手間がかかる手段を見つけて自由に
音楽を作る。そういう発想を持たなければ現在の混沌から抜け出す事は出来ないのではないでしょうか。そして新しい発想に経費をかけられる仕組みが必要な環境も必要だと思います。音楽シーンにまだ救世主は現れていないのです。
Fantasy Belt
The Bottle
Hydro Electric
Fantasy Belt (Best Fit Session)
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