2007年のアルバムです。これまでアメリカのインディーズレーベルからリリースしていましたが、ここから日本のインディーズレーベルからのリリースになります。サンプリング音源も電子音的なサウンドを使用したエレクトロニカを追求した内容になっています。既存の楽器音源を使っていないという意味においては純粋にエレクトロしています。
1. Flamingo (intro)
2. KFRMX
3. Up
rock Apache
4. Thembi
5. Hooray
6. No Volatile
7. Attack The Distance
8. Exchange Groove
9. Footprints
10. Cotton Fields
ドラムパートもパーカッシヴな電子音、サンプリング音源を使用していて、リズムパターンも凝っていますがダンサブルです。これまでの作品に比べるとビートを強調していますし、音源もショット系のサンプリングですから空間がクリアな感じになっています。アメリカのWestern Vinyl時代よりも繊細で職人技が光ります。
フォークトロニカの時代にここまで本格的にエレクトロニカを追求している作品も珍しい。時代遅れに感じるサウンドですが、アレンジがそれまでのエレクトロニカにはない斬新さがあり、逆に新鮮です。音がクリアでスッキリしていますが、かなりの音源の数を組み合わせています。職人的な編集能力が開花した作品だと言えます。
Up
rock Apache