イギリスのバンド、Dark Captain Light Captainの2008年のファーストアルバムです。メンバーはギターとボーカルの Dan CarneyとGiles Littleford、ベースのMike Cranny、ドラムのChin Of Britain、ブラスのLaura Copsey、エレクトロニクス担当のNeil Kleinerの6人組です。アコースティックギターありのオルタナっぽいサウンドになっています。
1. Jealous Enemies
2. Parallel Bars
3. Circles
4. Remote View
5. Questions
6. Robot Command Centre
7. Speak
8. Spontaneous Combustion
9. Everyone We Know
10. Miracle Kicker
オルタナっぽいダークな雰囲気ですが、曲自体はポップでコーラスワークを活かした感じになっています。アコースティックギターを主体に使っていますのでフォーキーな感じもありますが、フォークではありません。完全にロックです。バンドによる生演奏に少しだけデジタルな味付けをして現代的に聴かせています。ケルトミュージックとロックを融合させてポップにしたような感じです。
これまでも同じような感じの
音楽はありましたが、バンドとしての個性をしっかり構築しているので、今までに無かったようなスタイルになっています。そういう意味では存在感がありますのでインディーズに埋もれているのは勿体無いと思います。誰でも親しみやすい
音楽だと思いますが、少し地味かもしれません。ひとくくりにするならポップロックの類です。昔のポップロックとは違ってかなり立体的なサウンドです。ここでも独自の進化をしているのですね。
Full Album