オウテカは今でこそインダストリアルなアヴァンギャルド
テクノといったイメージですが、このファーストではアンビエントな
テクノサウンドで、今よりも分かり易いです。初期の頃はカシオのサンプラーを使っていたようですが、既にその使い方は独特のものがあります。
1. Kalpol Introl
2. Bike
3. Autriche
4. Bronchus 2
5. Basscadet
6. Eggshell
7. Doctrine
8. Maetl
9. Windwind
10. Lowride
11. 444
ロックミュージシャンが
テクノの方法を取り入れる時に参考にするグループとして、まず筆頭に名前を挙げられるのがこのオウテカです。その尋常じゃない
音楽性がロックの殻を破るのにヒントとなったのでしょう。このアルバムではまだまだ
テクノらしいサウンドで、普通に聴けると思います。
しかし、彼らはこの後、誰も真似出来ないような感性で、独自の
音楽性を追究していく事となります。その手始めとして、まず此のファーストアルバムから心の準備をしておくべきかもしれません。
Basscadet
スポンサーサイト