2007年のアルバムです。歌を中心とした完全にバンドサウンドをモデリングしたスタイルになっています。それもゴスペル調の泥臭いサザンロックをオルタナっぽい感じで演奏しています。今回ボーカルを務めるのはMark LaneganでP.W. LongやJimi Goodwin、Bonnie 'Prince' Billyなども参加しています。インスト曲でも同じ曲調で、ただ歌詞が思いつかなかったにすぎないような感じです。
1. Revival
2. Ghosts Of You & Me
3. Paper Money
4. Ask The Dust
5. Spiritual
6. Kingdoms Of Rain
7. Through My Sails
8. Arizona Bay
9. Jesus Of Nothing
10. No Expectations
11. End Title Theme
生演奏の部分もありますが、ほとんど打ち込みなのに、全く微塵もそれを感じさせない、電子音も無しでバンドサウンドを再現した作風。これまで無かったし、バンドでやった方が手っ取り早いし、誰もやろうとはしなかった事を堂々とやってのけているのが彼らの特徴だと思います。バンドで演奏してもエフェクト処理で同じようなサウンドになりますし、まずレコード会社にバカにされるのオチです。それでもインディーズだから許されるのでしょうが、アメリカではメジャーからリリースされています。
ライブではバンドとして演奏していますからスタジオでもバンドで録音した方が早いと思いますが、そうしないのがこだわりみたいです。ニールヤングやストーンズのカバーをやったり、70年代リバイバルをやりたいけどバンドも無し、それならバンドでない方法で再現したら結構かっこよくなった、という結果になっています。ここで生演奏すら入れないというこだわりを見せると新しい発見があったと思いますが、あくまでもバンドサウンドを再現する事に徹しています。
Revival
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