2011年の作品です。完全にサンプラーを駆使した内容になっています。生演奏した曲を一旦テープに落とし、もしくはそのままサンプラーに入れる、もしくはHDD上に録音した演奏を切り刻んで繋ぎあわせる。そのまま生演奏するよりも断片的な音の塊がリズムとなっていく。
サイケデリックアシッドトリップホップがハイパーアクティヴしています。
1. Ntaq
2. Diaspora
3. Ubergang
4. Wavy Gravestone
5. Between The Fourth Estate And The Fifth Dimension
6. Hinterland Mauer
7. D34dh34d C4dill4c
8. Gnarcisco
9. Liberty Capps
10. Ωhmenizer
11. Koptik5kopik
12. Polymath
13. Fraktur Massiv
14. Lexikon
15. Approximately Infinite Micrograms Per Street Dose Unit
16. Permin
17. 100 % Human Hair
18. Electrohesh
19. Quadriga
20. Ψwy
21. Frequenseqer
22. Cyrillization
23. Tcpnp
生演奏したものでもサイケな作品を作っていましたが、同じ事を違う手法で編集する事により、もっとぶっ飛んだ作品に仕上げています。編集するのにかなり時間を費やす事になっているはずですが、60年代では決して出来なかったような事をできる時代でありますから、今出来る事を最大限に活かして現代版
サイケデリックミュージックを構築しています。
しかし全くドープな感じがしないところがミソで、幻想的なドラッグ体験を再現するような
音楽になっていません。サイケな感じも断片的なのです。デジタルサイケと申しましょうか、それはもはやサイケではないのですが、ロック側もテクノ側もやっていなかったような事の盲点を突いたような内容になっています。本来今出来るロックのあるべき姿を正直に体現しているような内容だと思います。ここまでやれるのにやらない安易な方向に流れている
音楽シーンを覚醒させるかのような
音楽です。
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