2011のアルバムです。初めてスタジオでレコーディングしておりローファイさは無くなっています。ベースやホーンなどゲストによる演奏も入って豪華になっています。ライブではループマシーンを利用していますが、スタジオでも同じような感じを出しています。ディレイの効果を利用したループエフェクトはジャコがライブでよく使っていましたが、最近のはもっと性能が良いようです。
1. My Country
2. Es-So
3. Gangsta
4. Powa
5. Riotriot
6. Bizness
7. Doorstep
8. You Yes You
9. Wooly Wolly Gong
10. Killa
アフロビートを全体的に使っていて、そこにはホーンなどの楽器が似合うので、効果的に使われています。ベースを弾いているNate Brennerは正式メンバーになっているようですので、デュオという事になりました。ダブっぽい事もやっていますが、全体的に80年代の手法を自分なりに吸収して表現しています。ちゃんと自分のものにしているのでオリジナリティがあります。
アレンジの作り方はアフリカン感覚なので80年代っぽいのですが、歌も必然的にアフリカっぽくなってきています。80年代にやり尽くされてきたアフリカンスタイルもまだまだアイデア次第で新しい感覚に出来るという良い例です。音も良くなった事で高い評価を受けて知名度も上がってきました。Nate Brennerは作曲にも参加していて、ベースも歌並みに活躍しています。統一感も出てきましたが、バリエーションも豊かになっています。
My Country