2011年のアルバムです。本格的にサウンドを確立しつつあります。ゴシックなオルタナ、思いっきり絶望的でダークなサウンド、リフはサバスみたいでヘヴィメタというか、オカルティックなイメージを植えこもうとしています。白目をむいたジャケットも衝撃的です。方向性は定まっており、それをどう表現していくか、試行錯誤している感じがあります。
1. Primal // Carnal
2. Mer
3. Tracks (Tall Bodies)
4. Demons
5. Movie Screen
6. The Wasteland
7. Moses
8. Friedrichshain
9. Pale On Pale
10. To The Forest, Towards The Sea
バンドによる演奏はどうしてもオルタナな雰囲気となっています。バンドの概念にこだわらなければ、もっとグロテスクなサウンドを作れると思いますが、このバンドな感じがいいのかもしれません。それでもデジタルサウンドも随所で出てきています。その割合でサウンドもだいぶ違うものになると思いますが、それがこれからの課題でしょうか。
作曲能力も歌唱力も実力のある人だと思いますが、まだ散漫な感じがします。アイデアをもっとシンプルにまとめた方がオカルト感が増すと思います。ごちゃごちゃしていると絶望する暇が無くなってしまいますので、演出力を磨く事で更に方向性が明確になってくると思います。どこかに救いがあるような
音楽 になっているので、ゴスとしては徹底的にダークにした方が分かりやすいと思います。
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