2007年のアルバムです。本来はタイトルが付けられていませんので、バンド名が付けられています。電子音も増えてきましたが、その使い方が独特です。曲によってメンバーが違うということもあり、様々なカラーを出してきますが、共通して未開の地の宗教儀式のような雰囲気を作り出してきます。
1. He Tulivat Taivaan Ääristä
2. Lentävät Sudet
3. Tulinen Kiihdytys
4. Näkymättömän Hipaisuja
5. Solusyke
6. Superhimmeli
7. Merkkejä Iholla
8. Himmelimenetelmä
9. Valojuopot
10. Kokki, Leipuri, Kylvettäja Ja Taikuri (Enna 132 Eaa.)
11. Älyvaahtoa
12. Himmeli Kutsuu Minua
シーケンスパターンも民族
音楽的で、テクノ感覚は皆無です。それでもシンセサイザーやドラムなどおなじみの楽器が登場してくると一般的な
音楽言語を聴き取る事が出来ます。ですから、これまよりはロック的な雰囲気も出てきました。メンバーも入れ替えが激しくなってくるとJan Anderzénの意図とは違う事をやってしまう人もいるのでしょう。でもそれが面白かったら採用になっているような感じです。
一番大きな変化はリズム楽器が使用されるようになり、拍の概念がある事です。拍子がある事でセッションもし易くなります。演奏する上でのガイダンスになりますから共通作業がやり易くなります。逆に言うと、これまではそれが無い状態でのセッションという脅威の環境だったという事です。感覚だけが頼りのセッション。やりがいもありますが支離滅裂になりがちです。その混沌こそが狙いなところもあります。
Solusyke
Superhimmeli
Kokki, Leipuri, Kylvettäja Ja Taikuri (Enna 132 Eaa.)
Älyvaahtoa
Himmeli Kutsuu Minua
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