2013年のアルバムです。宗教
音楽をサンプリングしたり、ヒントを得て作られています。よりアンビエント感が増しています。チェロとバイオリン、コーラスのみ生演奏しています。後はサンプリング音源です。ノイジーだけど違和感がない音源。少しでも間違えたら、この情緒性は打ち消される事でしょう。音源の選び方、プログラミングが絶妙だからこそなし得るサウンドです。
1. N.M.P.
2. Piosenka
3. Wiatr
4. J.H.S.
5. Maj
6. Bogurodzica
今回は特に教会等ではレコーディングされていませんが、それらしい残響音が響いています。以前教会で録音した音源などのストックがあるのかもしれません。サンプラーの音源は自分で音を探してくれば無限に存在しますから、プリセットではない、自分で見つけた音源を利用する事でオリジナリティを演出できます。この人の場合はそれが徹底されていて、そしてそれを使った
音楽の表現力が的確であります。
宗教
音楽をテーマにしていますが、宗教
音楽を作っているわけではありません。それらしい雰囲気を出しているだけです。あくまでもラップトップミュージックなのです。ダンスミュージックばかりじゃないラップトップミュージックの可能性を広げています。
音楽に必要なものはセンスですが、センスだけでは片付けられない才能の持ち主だと思います。
N.M.P.
J.H.S.
Bogurodzica
"N.M.P" z najnowszej płyty Jacaszka "Pieśni"
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