2011年のアルバムでAtlas Sound名義では最後の作品になっています。ソロやDeerhunterでの作品はこの後も続いていきますので、この名義ではもう新作は出ないと思われます。Bedroom Databankシリーズで未発表曲を大量に発信した後の作品だけに、選りすぐりの曲が揃っています。Mona Lisaオリジナル曲に昇格していますが、その他はポップでより完成度の高いものになっています。
1. The Shakes
2. Amplifiers
3. Te Amo
4. Parallax
5. Modern Aquatic Nightsongs
6. Mona Lisa
7. Praying Man
8. Doldrums
9. Angel Is Broken
10. Terra Incognita
11. Flagstaff
12. Lightworks
13. Quark Part 1
14. Quark Part 2
サイケデリック な雰囲気を通り越して、ポップソングとしての完成度を追求するようになっています。
サイケデリック やエレクトリックな手法は全面に出す事なく、あくまでも味付けとして供えるだけの洗練された内容になっています。Atlas Soundとしてここまで極めてしまったので、この一人プロジェクトはこれにて役目を果たしたのかと思います。
ここまでポップソングとして成り立ってしまったので、あとはソロ作品でやっていけばいい事なので、サイケな雰囲気が売りだったAtlas Soundではこれ以上極められなくなったのでしょう。あらゆるジャンルを内包して増殖していったロックも、いつかは無駄な贅肉を削ぎとって洗練されて新たな形へと進化しなければなりません。それをこのプロジェクトでは成し遂げたと思います。そういう意味においてはBedroom Databankシリーズも必要な要素だったと思いますし、一人のアーティストしてそこまで成し遂げた偉業ある作品になっています。
The Shakes
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Amplifiers
VIDEO Te Amo
VIDEO Parallax
VIDEO Modern Aquatic Nightsongs
VIDEO Mona Lisa
VIDEO Praying Man
VIDEO Angel Is Broken
VIDEO Terra Incognita
VIDEO Flagstaff
VIDEO Lightworks
VIDEO Quark Part 1
VIDEO Quark Part 2
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