アメリカのエレクトロニックデュオTeengirl Fantasyの2010年のファーストアルバムです。メンバーはLogan TakahashiとNick Weissの二人。大学で知り合った二人が作り出した完全なエレクトロサウンドで、このアルバムではシンセサウンドのみで構成されていますが、ターンテーブルを使っている曲もあります。ヨーロッパ系のダンスミュージック的でもあります。
1. Vibes
2. In An Arena
3. In The Rain
4. Make The Move
5. Floor To Floor
6. Forever The Feeling
7. Dancing In Slow Motion
8. Koi Pond
9. Cheaters
アメリカのメジャーで拾われるのはヒップホップ系だったりしますので、アメリカ的とは言いにくいですが、インディーズにはそんな事お構いなしで好きな事をやっているのが沢山いたりします。オタク系もヨーロッパが多い印象ですが、アメリカでも水面下ではうようよいる訳です。ですからユーロ系のダンスミュージックをやっていても不思議ではありません。
この時期にこのサウンドというのも勇気がいる事だと思います。でも好きならしょうがない。レトロな感じでもダンスミュージックなら需要があります。ラップトップミュージックを始めたばかりならうってつけのスタイルでもあります。ダンス系のシンセ音源やサンプリング音源は山ほど用意されていますから、プリセット音源そのままでも作れる
音楽です。そこで何をやるかが問題になってきますが、彼らはまず素直にエレクトロダンスミュージックを作り出しています。
Vibes