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[20170925] |  | |
先頭を走っていた豪栄道を星一つで追いかけていた日馬富士が千秋楽でぶつかり、本割で勝った日馬富士が決定戦でも勝って逆転優勝しました。横綱が集中すれば実力の差が出てしまいます。角番脱出が目的だった豪栄道はいつの間にか勝ち続け、自信が出てきて内容も良くなってきましたが、後半は優勝を意識してしまい、立会の駆け引きなどの小細工をするようになり連敗して勝ち星の貯金を使いきり、優勝のチャンスを逃してしまいました。最後まで平常心で戦っていれば優勝は間違いなかったと思いますが、準優勝なので、来場所は綱取りの場所になります。そのチャンスも逃してしまったら万年大関のままでしょう。
上位の成績 日馬富士 11勝4敗 優勝 豪栄道 11勝4敗 高安 1勝2敗12休 照ノ富士 1勝5敗9休 嘉風 8勝7敗 御嶽海 8勝7敗 玉鷲 7勝8敗 栃煌山 6勝9敗 琴奨菊 10勝5敗 栃ノ心 4勝11敗 北勝富士 7勝8敗 碧山 3勝5敗7休 千代大龍 8勝7敗 阿武咲 10勝5敗
技能賞をとった嘉風は前半調子が出ませんでしたが、気力と長年の熟練の巧さが光りました。伊達に長く続けていません。平幕に落ちた琴奨菊は大関の頃のような気迫で二桁勝ちました。三役復帰は間違いありません。阿武咲は入幕から3場所連続二桁という、誰も成し得なかった記録を作りました。新入幕の朝乃山は二桁勝って敢闘賞となりました。
遠藤も相撲感を取り戻し二桁勝利。後は重さと速さを手に入れれば期待通りの地位まで上り詰める事でしょう。石浦は小兵なので変化を得意としますが二の矢が遅いので裏目に出ます。怪我もありますがもっと勝つための研究が必要です。逸ノ城はなんとか勝ち越しましたが、なんとか勝っているようではずっと平幕です。いい加減勝つ為の相撲を身につけて欲しいと思います。
千秋楽幕内の全取組
日馬富士優勝インタビュー
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