イギリス出身のTui comesことOrla Wrenの2006年のファーストアルバムです。ウェブデザインや絵画を売ってはヨーロッパを渡り歩いていた彼が旅行中にexpanding recordsからリリースした作品になっています。エレクトロニックなサウンドエスケープ作品になっています。ピアノやギターは生演奏していますし、スタイル的にもフォークトロニカらしい雰囲気になっています。
1. Closure
2. Myself And Movement
3. Ballad Of A Daydream
4. Between The Rain And My Skin
5. Hand Stitched
6. Moth
7. Weir
8. Happy Done Gone
9. Fawn
10. She Smiles When He Calls Her Friend
11. Sea Grass
アンビエント的なのでリズム楽器はありませんがビート感というか、ミニマル感を演出しながらも浮遊感を作り出しています。絵画などヴィジュアル面を手がけているだけに、
音楽 を作らせても映像が浮かぶような配慮があります。楽器が弾けますので
音楽 面では素人というわけではありません。どちからというとクラシックな教養を持っているようです。
非楽器なサンプリングループなどはフォークトロニカの常套手段ですが、その使い方などはセンスを感じます。ペイティング感覚に
音楽 という時間の流れを加える作業は彼にとってはそれ程特別な作業でもなかったみたいです。主旋律はありませんが、ミニマルな流れによりテーマを感じさせますので抽象的なものより明確なビジョンを感じさせます。一つ一つの音処理も繊細で見事です。
Closure
VIDEO
Myself And Movement
VIDEO Ballad Of A Daydream
VIDEO Between The Rain And My Skin
VIDEO Moth
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