2011年のアルバムです。更にバンドとしての結束を深めた演奏になっています。淡々とオルタナなギターバンドとしての演奏にパーカッションやエレクトロニクスを加えていますが、派手にならない程度で色つけしています。ポップな雰囲気も出すようになっていて、トラッドフォーク、カントリー系のアレンジがあったり、さらなる創意工夫がなされています。
1. The View Was Bad (That's Why)
2. Undiscovered
3. Dolly Parton
4. When You Go Blind
5. When I'm Awake I'll Handle It
6. The Day I Met Laura Palmer
7. You're Better Off
8. Northorn
9. Singalongsong
10. Hole In The Ground
今までになかったロックをやろうとして始まったのがパンクロックであり、その後の反逆的なイメージとは違って、原初期のパンクはインテリな性質を持っていましたが、それに近い感じがします。その頃のバンドに比べると演奏や表現力が達者なので、やろうとしている事がストレートに伝わってきます。現代のパンクスプリットを持ったバンドだと思います。
オルタナは派手になっていた80年代ロックの反動から、ソリッドなロックへ回帰しようとしていましたので、どちらかというと後退しようとする姿勢を持っていました。しかし、パンクは既成のロックからの脱却を目論でいた前向きな姿勢を持っていました。このバンドはサウンドはオルタナですが、姿勢はパンクなのだと思います。いまの時代、新しい事をやろうと思えば、いろんな機材を使えばいいのですが、そうではなくて、あくまでもバンドとして出来る範囲で新しい試みを志向しているところが若者らしくて素晴らしい。こういうバンドがもっと増えて欲しいと思います。
The View Was Bad (That's Why)
VIDEO
Undiscovered
VIDEO Dolly Parton
VIDEO When You Go Blind
VIDEO The Day I Met Laura Palmer
VIDEO You're Better Off
VIDEO Northorn
VIDEO Singalongsong
VIDEO Hole In The Ground
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