2009年のアルバムです。更に進化、洗練されてきて、基本はブルースフォークですが、ブルースの部分が薄れてきて、ロック、ポップスの領域に入ってきました。この時点でFinkというのはバンド体制になってきて、ベースのGuy Whittaker、ドラムのTim Thorntonが固定メンバーになりトリオ編成となります。ライブを重視するようになります。
1. Come So Far
2. Move On Me
3. Six Weeks
4. Nothing Is Ever Finished
5. See It All
6. Q & A
7. If I Had A Million
8. Pigtails
9. Maker
10. Walking In The Sun
ブルースはアメリカのロック、ポップスの原点ですから、そこから様々な枝分かれをしていきます。ですから進化、洗練されてくるようになると、ゴスペル、ジャズ、ソウル、ロックの要素をまとってくるようになります。そしてポップスとして成立するようになっていきます。しかし、基本が揺るがないので、独自のスタイルを固めながらの進化になっています。
バンド体制になってきたので、ロックバンドだと言ってもおかしくありません。アコースティックギターを中心にしもロックバンドとしては成り立ちます。今回はピアノも目立ちます。そしてちょっとしたエフェクトも加えています。そこは元テクノミュージシャンですから、いかような効果も作り出せますが、テクノにはならない程度で止めています。かなりソウルフルな曲が多くなっています。
Move On Me
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