2014年のアルバムです。これまでの作品の中でも一番成功したアルバムになっています。内容的にはさらに磨きこまれたブルースフォークになっています。それでいて原点に立ち返ったかのようなシンプルで、よりブルースを強調した内容になっています。つまり、ベテランとしての味わいと老練さを身につけた事になります。とてもシンプルなのに評価が高いという結果に結びついています。
1. Hard Believer
2. Green And The Blue
3. White Flag
4. Pilgrim
5. Two Days Later
6. Shakespeare
7. Truth Begins
8. Looking Too Closely
9. Too Late
10. Keep Falling
同じ事をやっていても質が良くなっていけば、それは磨かれ抜かれた珠玉の
音楽 となっていきます。バンドとしてのコンビネーションを強固なものになっていますが、基本はアコースティックギターによる弾き語りになっていて、バンドアンサンブルは控えめにアレンジされています。そのセンスがシンプルになりながらも進化を感じさせてくれます。この哀愁感はレディオヘッドに近いものになっています。
派手なヒットチャートの曲も人気がありますが、どの国の人でも哀愁感漂う
音楽 に心の琴線をゆすぐられるものです。ダンスナンバーが多い昨今、ダークでありながらも哀愁溢れるオルタナが今でも人気があるのです。大まかに喜怒哀楽に分けられる感情、その日の気分で聴く
音楽 を選択するリスナー、こういう
音楽 を好む人が心が病んでいるのか、派手な曲を好む人が心が病んでいるのかは何とも言えません。どちらにしても日常満たされない想いを埋めてくれるのが
音楽 の力なのであります。
Hard Believer
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