2013年のアルバムです。ポップでありながらもプログレなコンセプトアルバムになっています。今回はバンドスタイルではなく、打ち込みもありの凝った内容になっていますが、基本はやはりギター弾き語りでも完結出来るような曲になっていて、それがロックやテクノの要素をまといながらプログレ的に展開していきます。
1. Arrows
2. Judge
3. Eudaimonia
4. Toy
5. Credo
6. Goodbye My Chimera
7. Our Airman Lost
8. The Hunting Owl
9. Xynthia
10. No Compass Will Find Home
シンプルなアコギだけの演奏からテクノ解禁な派手な展開になっていきます。歌はポップでありながらも、どこかジョンアンダーソンを思わせるような歌い方になっています。これもある意味ブリットポップだと思ってしまうのは私だけでしょうか。ともかくコンパスも無く家路を探す旅は続いていくのでした。フォークトロニカという感覚では制作されておらず、あくまでもポップソングとしての完成度を楽しんでいる感じです。
ジョンアンダーソンのソロ作品を近代的に、シンプルにポップにデフォルメしたような感じ。キーが低めなのが親近感を与えるポップマジックになっています。リックウェイクマンもスティーヴハウもいないけれど、トレヴァーラビンはいるみたいなアレンジ。コーラスアレンジもアンダーソンっぽいです。コアなイエスファンにしか伝わらないような感じですが、それ抜きにしてもポップ作品として完成度の高いものになっています。
Arrows
Judge
Toy
Credo
Goodbye My Chimera
Our Airman Lost
The Hunting Owl
No Compass Will Find Home
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