2010年のアルバムです。ギターによる弾き語り、生ギターやボディーを叩く音をサンプリングしてリズムを作る手法は同じですが、曲調にブルース色が出てくるようになっています。これは世界を視野に入れるようになったからなのか、それにしてはファーストの方がメジャーっぽかったので、ある意味冒険するようになっているかもしれません。
1. Greed
2. Moonbike
3. Safety In Numbers
4. Yellowbrite Smile
5. Spidersong
6. Little Black Box
7. Easy Chair
8. Anonymous
9. 6/8 Dream
10. We All Are Dancing
アコースティックギターと歌が中心なのは変わりませんが、サンプリングによるプログラミングが派手になっています。生演奏したギターの一部分をサンプリングしてループさせる、あらゆるものを叩いたものをサンプリングしてリズムを作る。音数は少なめなアレンジですが、聴き慣れている音だけど、あまり使われていない音を使っていたりすると目立ちます。
聴き慣れている音というのがミソで、下手に加工していないので、どうしても耳を奪われてしまいます。何の音なのかすぐわかる音はかなり加工していますが、全体的にアコースティックな響きだという印象を持ってしまいます。電子音は使っていないので統一感があります。歌はオルタナっぽいのでルーツ
音楽 的な部分がモダンに感じられます。こういうセンスを南アフリカの地で磨いているというのはかなり驚きです。
Greed
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