2010年のアルバムです。クリスマスから新年にかけての、ちょうど今の時期を題材にしたコンセプトアルバムになっています。そしてこの題材から連想されるU2のパロディー的なアレンジが高速シーケンスで再現されています。しかしアコースティック楽器を使っているというところが彼らの特徴であり、80年代なアレンジにすればU2そのものになりますが、それを感じさせない自分たちのスタイルを確立させています。
1. Payday
2. Crank Resolutions
3. All Creatures Will Make Merry... Under Pain Of Death
4. Weather
5. One Day This'll All Be Fields
6. What You Don't Have
7. Another
8. New Ruin
9. Sleet
10. Song For Martin Kippenberger
11. A Fair Exchange
ソウルフルなアレンジにすればヴァンモリソンですし、アイリッシュな先輩達の影響を感じさせる曲調ですが、アレンジがフォークトロニカであるという、これまでになかったアイリッシュロックをスコティッシュの彼等が作り出しています。ケルトというくくりだとスコットランドも、アイルランドも共通するものがありますので、参考にする先達は沢山います。その伝統を受け継ぎながらもエレクトロニクスなサウンドを躊躇なく使っています。
高速打ち込みにデジタルノイジーなサウンド、その半分の速度で歌う事によって16ビートなケルトミュージックが出来上がります。ですからとってもロック的なのにアコースティックギターやマンドリンを弾いている、ドラムなどのリズムはプログラミングですし、ストリングスもデジタル音源ですが、ケルトの森は守られている。伝統と革新を共存させている正しいロックバンドであります。
Payday
VIDEO
Crank Resolutions
VIDEO All Creatures Will Make Merry... Under Pain Of Death
VIDEO Weather
VIDEO One Day This'll All Be Fields
VIDEO What You Don't Have
VIDEO Another
VIDEO New Ruin
VIDEO Sleet
VIDEO Song For Martin Kippenberger
VIDEO A Fair Exchange
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