2010年のアルバムで最後の作品と成っています。メンバーの諸問題で時間がかかりましたが、なんとか完成させたセカンドアルバムでしたが、これ以上は続けられませんでした。大人数のバンドの難しいところです。生楽器の良さを生かしたスタイル。普通のロックバンドでは使わない楽器の使用など、特徴的ではありますが、その良さを活かしきれないままとなっています。
1. skipping birds and stones
2. pins and needles
3. optical song
4. yottie
5. omicron
6. ventilation
7. hypnosis
8. valzer di onesti
9. tap tap
10. oma
英語の発音が微妙ですが、それでも英語で歌う。昔の日本のインディーズ的なところがあります。
音楽 的には牧歌的ともいえますが、ジャズ、フュージョン、ロック、クラシックなどの要素も出せるようになっています。宅録の閉鎖的なイメージを開放するというコンセプトで外で演奏する事を好んでいますが、
音楽 的に開放的かというと、そうでもありません。
大学生バンドの延長みたいな雰囲気があって、もっと時間をかけて成熟させる必要がありましたが、そこまでバンドをまとめきれなかったというのが正直な感想です。昔から日本ではこういうバンドを高く評価する傾向がありますが、まだ足りていない部分があることを正直に発言すべきです。それがバンドの成長につながるからです。これ以上作品が続いていないのが何よりの証拠で、ちゃんとした道筋が見えていないままだったのではないでしょうか。
Pins And Needles
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