UltreのFinn McNicholasが本人名義でリリースした2010年のアルバムです。自主制作でのリリースになっています。彼ほどの才能があってもインディーズですら契約できない状況になってしまう世の中です。Ultreとは違ったポップな作風になっています。リコーダーなどの木管楽器などを使ったフォークトロニカになっています。
1. Sneezing Lights
2. Limping Home
3. Calling Clouds
4. Woodlice
5. Hermes Dreams
6. Please Be Careful
7. Seaweed
8. Lousy Orbits
9. Thick Ancient Ghosties
10. Mercury Races His Brothers
11. End.
サイケデリックミュージックシーンの中には幻想的なものもあれば、明るめの作品もあります。その明るめのサイケポップな感じの内容になっていると思います。なんで明るめのサイケが存在するかというと、ビートルズのサージェントペッパーでジョンとジョージはラーガな幻想的な曲を作っていましたが、ポールは明るめの非ロックなポップソングを作っていました。だからロックらしからぬポップソングもサイケの仲間入りしていたのです。
どちらにしても、それまでにロック界には無かったような
音楽を作ろうとしていただけであり、そのフォロワー達がいろんな解釈をして後のロック界を牽引していく事になります。そうした非ロックなポップソングをロックの創作性で作り上げているという共通点がこの作品にはあります。サンプリングも使っていますが、ほぼ一人多重録音になっています。
Sneezing Lights
Limping Home
Calling Clouds
Woodlice
Hermes Dreams
Please Be Careful
Seaweed
Lousy Orbits
Thick Ancient Ghosties
Mercury Races His Brothers
End.
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