ゴールディーのセカンドアルバムはファーストをしのぐ力作であり、これも歴史的な名盤として感性いたしました。CDで2枚組であり、1枚目には1時間にも及ぶMotherがまるでプログレの大作のような芸術性を持って存在しております。2枚目は圧倒的にドラムンベースなコアな曲が並べられております。
ディスク:1 1. Mother
2. Truth
ディスク:2 1. Temper, Temper
2. Digitial
3. I'll Be There for You
4. Believe
5. Dragonfly
6. Chico - Death of a Rockstar
7. Letter of Fate
8. Fury - The Origin
9. Crystal Clear
10. Demonz
これは本当に芸術作品です。特に1枚目はオーケストラとの共演にゴールディー自身がボーカルをとった美しい楽曲です。最初はビートレスでスケール感の大きな広がりを見せ、ビートが唸り出してからも素晴らしい世界を聴かせてくれます。
音楽 的には素人だからこそ出来る大胆な作風です。出だしはまるでピンクフロイドかイエスかというような感覚です。
ゲストでデヴィッドボウイやオアシスのノエルギャラガーが参加しており、恐らくTruthに参加しているようですが、ロックフィールドにも強く訴えかけるだけの説得力を持ったアルバムです。2枚目はKRS ONEというラッパーをフューチャーしたどドラムンベースのかなりハードコアなものです。この2面性が同時に存在しているところがイギリスのシーンの面白いところです。
スケール感、グルーヴ感、鳴っている音源、どれをとっても芸術的であり、そしてポップでもあります。全部で140分以上の内容ですが、全ての音が無限の影響力をはなった革新性に満ち溢れています。エレクトリックマイルスの到着点があるとしたら、このような
音楽 ではなかったのではないでしょうか。ジャズ界も含めてポピュラー
音楽 の最先端の音であり、それは今だに破られていない金字塔を打ち立てています。
しかし、もともと
音楽 家ではなかったゴールディー。このアルバム以降は大きな作品は出しておりません。今は何をしているのでしょうか。今必要なのはこの先にある
音楽 のはずです。
Mother
VIDEO
Truth
VIDEO Temper, Temper
VIDEO Digitial
VIDEO I'll Be There for You
VIDEO Believe
VIDEO Dragonfly
VIDEO Chico - Death of a Rockstar
VIDEO Letter of Fate
VIDEO Fury - The Origin
VIDEO Crystal Clear
VIDEO Demonz
VIDEO
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