2014年の作品で現在までの最新作になります。ミニアルバムでダウンロード販売のみになっています。ずっとCDという形態にこだわっていません。これからはそうなっていくのかもしれません。独自のポップワールドを構築しており、もはやビーチボーイズの影は見当たりません。電子音と生楽器のバランスも良くなっています。
1. Willow Peak
2. Sea Snake
3. Mother of a Life
4. Still Water
5. Your Hands
6. Brute
様々な
音楽要素を吸収して独自の世界を作り出しています。ポップで曲も良く、ノリもいいので売れる要素は沢山ありますが、まだまだダウンロード販売だけでは苦戦しているようです。タイップとか売り方も工夫しないと難しいのは今も昔も同じかもしれません。それだけ
音楽を発信している数が多くなっていますから、抜き出るのは至難の技です。
完成度も密度も高くなっていますし、もう少し野心的に活動した方がいいのかもしれませんが、それだとこのほのぼのとした感じも失われるのでしょうか。どうしても商売としての性質を持っている業界ですが、ミュージシャンが商売人になってしまったら面白い作品は生まれません。それはスタッフの仕事でしょうし、芸術と商売の両立はいつまでも続くジレンマかもしれません。
Your Hands