2004年のアルバムです。ボーカルアルバムになっていて、Christian Przygodda自身が歌ったり、ゲストに歌わせたりしています。歌という軸があるので、エレクトロニクスの部分も、アコースティックな生演奏も思う存分存在感を示しています。曲自体はポップで、ドイツ語で歌っていますが、どこかブラジリアンテクノような雰囲気も感じられます。
1. 1966
2. Versprechen
3. Look at Me Now
4. Mein Platz
5. Es Bewegt Sich Doch
6. 2 Schwestern
7. Himmel
8. Sonar
9. Sarah
10. Vakuum
11. Wie Diese Stadt
12. Schlafstadt
歌がある事で分かり易くもなっており、曲自体もポップだからアレンジは結構突っ込んだサウンドになっています。これもバランス感覚の良さですね。全体的にポップであれば良いわけですから、部分的にはマニアックな事を気兼ねなくやれるのです。それにより、より独特な感性を発揮出来るようになっています。
フォークトロニカもやっと認知されるようになってきた時期ですが、既にその先に行っているサウンドになっています。何ものにも縛られないからこそ、こうでなければならないという定義がありませんから、やりたい放題ですが、だからといって破茶滅茶は事はやっていません。適切で必要なところに必要な事をやっている。しかしそれはありきたりな事ではなく、他に類を見ないくらい鮮烈なサウンドとなっています。
Licht aus
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