2007年のアルバムでHausmeisterとしては最後の作品になります。Christian Przygodda一人で制作していますが、奥さんのSarah Hillebrechtがフルートとボーカルで参加してます。ブラジル
音楽を取り入れた初期リターントゥフォーエバーみたいなフュージョンスタイルになっています。奥さんを起用するあたり、アイアートモレイラを意識しているのか。
1. Ursula
2. Jeden Tag
3. Raphael
4. Grosse Reader
5. Amsterdam
6. ADA
7. Timotheus
8. Transport
9. Fynn Und Anton
生演奏の部分が多くなって、電子音の出番が少なくなっているので、Hausmeisterとしてはここまでとなったのでしょうか。後はソロ活動に入っていきます。これまでのポップ感覚とは違った洗練されたライトフュージョン。それを一人でラップトップで制作してしまうあたり、演奏に自信がなければ出来ません。
これまでもブラジリアンな感じの曲はありましたが、そこに集中した感じになっています。あまりシーケンスには頼らずほぼ生演奏しているようで、かなりフリーな雰囲気の演奏になっています。ミニマルを売りにしていた最初の頃から比べたら全く別の
音楽になっています。もっとエレクトロニクスな感じも出せばHausmeisterとして継続出来たと思いますが、ソロになってからはシンガーソングライターみたいになっていきます。
Licht aus
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