2014年のアルバムで現在までの最新作になります。映画The Noiseのサウンドトラックになっています。なので作風も微妙に違います。アンビエント感があるエレクトロニカ強めの内容になっています。これまでに無かったダークな雰囲気もあります。それだけ映画の内容に合わせた作品に仕上がっています。
1. The Iceberg
2. Sex Motives
3. Harry's Waltz
4. Emo Sidekick
5. Skull Caved
6. Arrived Two Days Ago
7. Harry's Corpse
8. Charlie
ほぼ電子音でサンプラーも使っているようですが、シンセサイズされた音源を使っているようです。これだけ聴けばまるでテクノアーティストのようです。いつものポップ感覚を封印しているようです。こういう事も簡単に出来ちゃうけど、いつもはやらないんだよ、と言っているようにも感じます。それだけエレクトロニカに特化した内容だと言えます。
こういう曲も作れるというのも、作曲能力のレベルが上がってきているとも言えますが、ここからポップに仕上げていく作業の方が凄い事なので、いつもの作品の方がすごい事をやってのけていると思います。ポップ過ぎてあまり気づきませんが、このスタイルプラスポップスというのが彼の本来のスタイルですから、ポップな作品を作る方がよっぽど労力がかかっていると思います。この後どういう風に進化していくのかが楽しみなアーティストの一人です。
Sex Motives