2009年のアルバムです。ロック色が強くなり、プログレ調のケルトミュージックになっています。演奏力、表現力は持っている実力派のバンドなので、この選択は良い方向に行っていると思います。とてもかっこよくなりました。デジタルサウンドは効果的に使われるようになり、メリハリのあるサウンドになっています。
1. L'Anduriña
2. Tierra
3. Natura
4. Fau
5. Xilguerín
6. Esta Nuoche
7. Marián
8. Zales
9. Ánimes
歌も入っていますが、スペイン語でのケルトミュージックは不思議な感じですが、ルーツとしてはケルトもスパニッシュも同じ流れを持っているのでおかしくはありません。ただ、、世界的にはスペイン語によるけるケルトミュージックは珍しいので、それだけでも個性となります。それプラスデジタルサウンドにロック的な雰囲気も入ってきました。
90年代以降ケルトをワールドミュージックとして演奏するバンドは増えてきています。その中では邪道なのかもしれませんが、カッコよくなれば問題無いと思います。プログレのようなダイナミズムとドラマティックな演出も見事にはまっています。民族
音楽としての雰囲気も全面に出ていますので、とてもバランスが良くなっていると思います。
L'Anduriña