イギリスのバンドBear Driverの2012年の現在のところ唯一のフルアルバムです。パワーポップなサウンドですが、自分たちではノイジーポップと呼んでいるようです。パンクロックにもポップな曲が隠れていましたが、そういうイギリスらしいところに特化したバンドだと思います。
1. Big Love
2. Enemy
3. Never Never
4. Let The Cold
5. Drones
6. Colours Run
7. No Time To Speak
8. Cats
9. Impossible
10. A Thousand Samurais
日本のインディーズにもいそうなバンドで、学生バンドやライブハウスにいそうな感じです。パンク全盛期にこのポップさは罪に問われていましたが、今ではポップであるがゆえに古臭さを感じさせません。パワーポップ、メロコアなど地盤が出来ていますのでよくあるバンドであります。ノイジーといっても普通だと思いますし、曲もバンド始めたばかりの感じがして青春バンドみたいな印象です。
スリーコードな感じで疾走していくが爽やかでいいです。ポップさにためらいがないので、後は曲を良くしていくだけです。キンクスという大御所が既にこの手本を示していますので、いかようにも進化していく道が見えています。このアマチュアっぽい感じが新鮮なので、実力のつけ方で良くも悪くもなる感じがします。
Big Love