日本のアーティスト小瀬村 晶の2007年のファーストアルバムです。オーストラリアの音響レーベルROOM40傘下に誕生したアヴァン・ポップ系レーベルSOMEONE GOODの第1弾としてリリースされました。エレクトロニカとフィールドレーコディングのミックスという日本のインディーではよくみかけるスタイルです。
1. Orgel
2. Unknown
3. Pause
4. A Park
5. It's On Everything
6. Pause #2
7. Solace
8. Embraced Time Mf...
9. Orgel St
10. Perpetuity
11. Perpetuity #2
12. Coastline
ピアノが中心で音響派な感じのエレクトロニカ、フィールドレコーディングによる日常をテーマに、環境
音楽のように淡々としたピアノのリフレイン、音響派と呼ぶにはそこまで作り込んでいませんが、似たような事をやっています。海外での評価が高いですが、日本では映画
音楽や舞台
音楽などでも活躍するようになっていきます。
レイヤーを重ねていない原始的な電子音。ステレオに並べて響きを楽しむ。音響派のスタイルですが、残響音は薄めで、エフェクトも控えめで、フィールドレコーディング音源とピアノにフォーカスを置いているようなミックスです。やりたい事は分かりますが、まだこの時点ではチープなDTM内だけで完結しているような無菌室にあるような
音楽に聴こえます。
It's On Everything
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