マレーシアのクアラルンプール出身の日本人司徒毅誠の一人プロジェクトFlicaの2008年のファーストアルバムです。シンガポールのレーベル mu-nest からリリースされていましたが、廃盤となり、幻のファーストアルバムだったのですが、日本のscholeレーベルから再発されました。サンプラーを駆使したフォークトロニカになっています。
1. f
2. g
3. h
4. i
5. j
6. k
7. l
8. m
9. l (Akira Kosemura remix)
10. i (haruka nakamura remix)
11. after
12. all (original version)
13. all (paniyolo remix)
アコースティック楽器の生演奏、サンプリングによるループ、電子音を組み合わせたフォークトロニカで、日本のフォークトロニカらしい優しい陽だまりを感じさせる
音楽 になっています。しっかりコード感を出したがるところが日本的です。しかもテンションを多用した洗練された感じを出したがるのも日本的です。あまりマレーシアというお国柄は関係ないようです。
日本で認められ、後に日本をはじめアジアで活動するようになっていきます。フィールドサンプリングを取り入れながらも、リズム、ビート感、コード感を明確に打ち出すという、エレクトロニカ、フォークトロニカとしては珍しいスタイルですが、日本ではこの分かりやすさの方が受けるので、日本のインディーズらしい感じに仕上がっています。
f
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