これも2010年の作品でEPサイズで100枚限定販売されていました。アコースティック楽器が目立ち、曲調はポップでスキャットなコーラスが入ったりして、ブリットポップな感じのフォークトロニカになっています。軽めに
サイケデリックだったりして、これをデジタルっぽく感じさせないようにデジタル処理されています。
1. Uhno
2. Currly
3. Japanese Run
4. Ohrka
5. Umziehen
6. Laipzik
7. Hnng
8. Droege
9. W#llwa
10. Hitze
バンドっぽいアレンジでのブリットポップ、アコースティック楽器の多用、生演奏も含まれていますが、ループされていてHDDレコーディングの特性を活かした内容になっています。曲は短めで10曲ありますが、ビニール盤時代なら普通にフルアルバムサイズです。CD時代だとEP扱いというのも不思議な感じですが、これをあえて同時期に2枚別々に100枚限定でリリースしていました。現在はダウンロード販売のみです。
ドイツらしからぬアナログな温もりを感じさせるサウンドになっています。ロック寄りなので機械的なテクノ感が薄めです。フォークトロニカという分野なら売れる作品だと思いますし、もっと大々的にリリースしてもおかしくないと思いますが、テクノ感が弱いのが原因でしょうか、逆に新鮮で良いと思います。歌がないポップロックというのも新鮮だと思います。
Umziehen