2017年のアルバムです。電子音がかなり鮮明になったアンビエント作品で、これまでのようなテープによるローファイな感じが薄れていて、もうテープループである必要もないくらいになっています。いつまでも同じ事を繰り返すわけにも行きませんから、機材等も変えて変化していくのも必要な事だと思います。
1. There Is A New Light
2. And The Light Is Ours
いかにシンセを使って演奏しているかのように聴かせるのがテーマだとも思いますし、そういう意味ではしてやったりな出来栄えです。ただ、このやり方はアンビエントな作品しか作れないのか、もっと違う形も見せて欲しいと思うのですが、結局アンビエントなものばかり作っています。
この年も限定盤を複数リリースしており、内容も姉妹作品みたいなシリーズものになっています。ここまでやってしまうというのは、やはり変態気質故ではないでしょうか。アンビエント作品も素材探しが大変だと思いますが、シリーズ化する事によって、似たような内容でも幅を広げる事が出来ます。
Live Tape Loop Session
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