2018年のアルバムで現在までの最新作になります。通常ビニール盤での100枚限定販売でしたが、CDによるTranscendental Voicesがついた200枚限定販売もあります。かなり奥行きのあるエフェクト処理をするようになっていますが、今回はコーラスなどの声を使ったループも多様しています。
1. Outer Light
2. Inner Voice
CD1. Transcendental Voices
宇宙シリーズから光シリーズに発展していて、外に広がる光と内に広がる声を題材にしています。カセットループによるアンビエント作品としてはかなり完成度の高い内容になっています。ここまで音がクリアになっているならテープである必要もないと思いますが、そのこだわりを捨ててしまってはTape Loop Orchestraでは無くなってしまいます。
この手法でどこまで続けていくのやら、もっと違う事をやりたいとは思わないのか、自主制作だから続けられる事ですが、本人は飽きて来ないのだろうか。音素材を変えていけばどんどん面白くなるとは思いますが、アンビエントである必要も無い、とも思います。自主制作なので誰も文句を言えない。だから続けられるのでしょう。
Inner Voice
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