99年のアルバムです。Fence Recordsは彼自身が立ち上げたレーベルのようで、だからこれだけ何枚もアルバムもリリース出来ているようです。ほぼ自主制作に近いようで、採算が合うのかどうかは二の次のようなリリースラッシュ。私も自分のレーベルを持てれば自由に制作出来ますが、年に何枚もリリースするような自殺行為はしないと思います。
1. Little paint
2. T-reg kiosk
3. All my legs
4. Madam
5. Today begins without me
6. 911
7. A paux fas bullshite
8. Turtles beentween me an rger dog
地道なライブ活動をしていく上では、アルバムリリースによって宣伝にはなりますが、これだけ曲があっても全部ライブで演奏は出来ないでしょうし、必要な行為とは思えません。これだけ曲と詩を作り続ける労力は生半可なものでは無いはずです。どれも手を抜いているようにも感じませんし、レコーディングも大変でしょう。それでも作らずにはおられない発力は並の生命力では到底出来ない所業です。
しかもフォークソングという限定された枠組みの中での作曲、普通はアイデアが枯渇して無の状態でいる時間も大事になります。正に現代の吟遊詩人と言えるでしょう。トラッドフォークでは無いにしろ、イギリスではフォーク好きも多くいますし、需要はあると思いますが、それでも限度というものがあります。まるで売れっ子アイドルがシングル曲をリリースするような感覚でアルバムを出し続けるローカルフォークシンガー、並の生命力ではありません。
Tiny Desk Concerts
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