2003年のアルバムです。タイトル通り36歳になろうとしていたのですね。毎年大量のアルバムを制作していますが、益々精力的に制作活動を行なっています。曲もどんどん充実した内容になっています。単なるフォークロックリバイバルに終わっていない進化を見せています。
1. The Donaldsons
2. Talking Again
3. Over The Top
4. Musakal Lives
5. Going Gone
6. Matty Groves
7. Steal Away
8. Monsigneur
サウンドエフェクト、デジタルノイズ、バンド演奏での盛り上がり、ちゃんと曲に合った最適なアレンジを施しています。フォークソングは楽器のソロが無く歌い続けるパターンが多いので、曲は短めですが、フォークロックになってくると楽器のソロも入ってきて少し長めになってきます。今作はよりアーティスティックに作られているので、もっと曲が長めで、曲数は少なめです。
実際の曲自体はいつもの短めなのですが、前戯と後戯にたっぷり時間をかける愛情を見せています。作曲の次の段階、演奏を楽しむという事に重点を置いているとも言えます。それだけ余裕、熟練さが加わってきたという事だと思います。それでも作曲の量は増えていくばかり、カバー曲もたまに入れますが、モンスター級のシンガーソングライターです。
The Donaldsons