2013年のアルバムです。完全にフォークトロニカになっています。カントリーブルースをフォーキーに洗練させたループに電子音が違和感無く同化して存在しています。これまでのゆるさはひょうきんな感じでしたが、ここにきてそのゆるさが洗練されて見事なチルアウトになっています。ブルースもカントリーもこんなにかっこ良くなるなんて誰が想像したでしょう。
1. D.B.S.
2. Shapeshifter Blues
3. Lesson 51 (A Tailchaser's Waltz)
4. The Sixth Street Ramble
5. Lady Laudanum
6. Me And Timothy Leary
7. Foggy Paddock Backstep
8. You’re Only As Cold As You Feel
9. Eight Bar Lullaby
10. Paramour
11. Before You Fall Down
泥臭い、田舎っぽいイメージのカントリーブルースが都会的な洗練されたサウンドに変身しています。しかし嫌味が全くありません。なぜなら生演奏だからです。しかしデジタルに処理されたそのサウンドはまるでサロンミュージックのように癒しになっているし、パットメセニーのような感覚でアメリカのルーツミュージックを洗練させる効果となっています。
抑えて制作する術を完全に体得したアレンジ構成も見事で、控えめなのに足りないものがありません。それでいてエレクトロニカとしても成り立っているという完成度の高い作品になっています。あくまでも主役はエレクトロニカであり、素材としてフォークブルースカントリーの素材を拝借しているだけですが、拝借の仕方に手抜きが無く、現在進行形なブルースのあり方というものを考えさせられます。素晴らしい名盤です。
D.B.S.
VIDEO
Shapeshifter Blues
VIDEO Lesson 51 (A Tailchaser's Waltz)
VIDEO The Sixth Street Ramble
VIDEO Lady Laudanum
VIDEO Me And Timothy Leary
VIDEO Foggy Paddock Backstep
VIDEO You’re Only As Cold As You Feel
VIDEO Eight Bar Lullaby
VIDEO Paramour
VIDEO Before You Fall Down
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